宮川刷毛ブラシ製作所訪問 ①
11月下旬に宮川刷毛ブラシ製作所様を訪問しました。 今回は刷毛ブラシを実際に制作しているところを見学させていただきました。宮川刷毛ブラシ製作所様は全て手作業でブラシを制作されていて、その職人技を拝見することができました。「手」で作ることへのこだわり、そして、手作業ならではの精密さや繊細さを教えていただきました。 店内には様々な形や用途のブラシが並んでいました。化粧用のブラシから、版画を描くときに使うブラシ、歯ブラシまでありました。かわいいハート型のブラシもありましたよ! さらに、刷毛ブラシの歴史や伝統工芸品の現状など、貴重なお話を伺うことができました。最近は刷毛ブラシを作るのに必要な豚の毛や持ち手の木材の部分が枯渇していて、材料の質が昔とは変わってきてしまっている現状などについて学ぶことができました。そんな中、今学生である私達に何ができるかを強く意識することができた時間でした。 次回の訪問ではじゃかぷろがお手伝いさせていただけることを考えたいです。 writer: Kono, Anna
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高校生ボランティア・アワード2021じゃかぷろとして高校生ボランティア・アワード2021に出場しました。 「風に立つライオン基金」様に、『風に立つライオン・ユース』として認定して頂きました。 素敵な賞状とトートバッグ、Tシャツ、タオル、クリアファイル、消毒液などたくさんの参加賞をいただきました。 メンバーで大切に使わせていただきます! これからもじゃかぷろとして、たくさん活動していきますので、応援よろしくお願いします。 writer: mana
PR動画が完成しました!先月、じゃかぷろが活動を始めた当初からお世話になっている熊谷ガラス工房&Canari様のプロモーションビデオが完成しました。 コロナの影響もあり、撮影や作成の期間が伸びてしまいましたが、無事に完成出来たことを嬉しく思います。 今回は、プロモーションビデオと、吹きガラスの工程を英訳した動画の二本を作成しました。 熊谷様のブログの方でも紹介頂いておりますので、是非ご覧ください。 動画をご覧になった方に、吹きガラスの魅力や面白さを少しでも感じていただければ幸いです。
江戸木版画 高橋工房 訪問8月の中旬に、東京文京区にある高橋工房様を訪問しました。 東京伝統木版画工芸共同組会理事長の高橋様に、じゃかぷろで江戸木版画のPRのお手伝いをさせて頂けないかお伺いしたところ、私たちを快く工房に招待して下さいました。 高橋工房の歴史や江戸木版画の特徴など様々なことを伺え、普段日本の工芸品に触れることの少ない私たち高校生にとっては、とても新鮮な時間でした。 高橋様によると、コロナの影響で「おうち時間」が増えたことがきっかけとなり、インテリアとしての浮世絵に興味を持つ若者が増えたそうです。 そのことを受け、じゃかぷろは高校生の視点を何らかの形で活かせないか相談させて頂いたところ、新しい浮世絵や関連する商品を考えるお手伝いをさせて頂けることになりました。 秋から本格的に活動を広げていく予定なので、新メンバーと一緒に、様々な案を生み出すことができればと思っています。 今後の活動の様子も随時投稿していきますので、是非ご覧いただければ幸いです。 Sidenote: 私は、海外の友達の一人が、自分の部屋に葛飾北斎の「神奈川県沖浪裏」を飾っていたことを未だに忘れられません。自分の中でずっと「渋い」と思っていた(良い意味で)北斎の傑作を、海外の同年代の子が知っていて、それを気に入っていたことがとても衝撃的でした。国外にいる私の同年代の子に、浮世絵の良さが伝わっていた。しかも、私が知らない魅力までも語っていた...このことがきっかけで、私は日本の浮世絵に興味を持つようになり、今回じゃかぷろでも、海外の方や若者に浮世絵をPRする協力をさせて頂けないかお伺いした経緯がありました。 Writer: あみ 高橋工房に展示されている作品の一部
熊谷ガラス工房&Canari モニター8月6日に、お世話になっている熊谷ガラス工房&Canari様を訪問し、じゃかぷろがモニターとしてワークショップを体験させて頂きました。 今回私たちが作成したのは、「フローラル・ドリームキャッチャー」というワイヤークラフトです。 はんだ付けというワイヤーを繋ぐ作業をしながら、作品の形を作っていきます。 ワイヤーをねじったり、繋いだりという工程の繰り返しなのですが、気づくと時間を忘れ、夢中で制作に取り掛かっていました(笑) 完成した作品がこちらです。 中央にある、クラックビー玉に光を通すと色が反射してとても綺麗です。 壁やドアに飾ったりと、お洒落なインテリアになりました。 このワークショップは、今後行うことを予定しているそうです。 皆様も制作してみてはいかがでしょうか? 熊谷ガラス工房&Canari 熊谷様へインタビュー7月中旬に、3月からお世話になっている熊谷ガラス工房&Canari様を訪問させて頂きました。 今回は、じゃかぷろがオーナーの熊谷様にインタビューという形で様々なお話を伺いました。 ガラス工房をオープンされるまでの背景や、これからの目標、今後コロナウイルスの影響で日本の伝統工芸品はどのような形に変化していくかなど、私たちが疑問に思っていたことを職人さんの目線で丁寧に答えてくださいました。 普段、高校生が職人さんにこのようなお話を聞ける機会は学校ではとても少ないと思います。実際、芸術の道という、私たちとは全く違う進路を選ばれた熊谷様のお話は、どれもとても新鮮であり、本当に貴重な時間でした。 インタビューの内容は、是非こちらからご覧ください。 「ファンタジーの方が人間に必要なのでは?」 私は個人的に、熊谷様がこう仰っていたことが印象的でした。工芸的な視点からファンタジーにつなげたいとお話しされていました。今の時代、テクノロジー化が進んでしまったせいで、より一層「こうなったらいいな、これあったら面白いんじゃないかな」という人間の発想が大事になってきていると思います。ドラえもんの道具まではいきませんが、このような発想が、これからの世界をさらに豊かにするのではないでしょうか。 Writer: あみ インタビューの様子
熊野町の町役場の方々とのオンラインミーティング先日、広島県安芸郡熊野町のくまMachi Academyという活動をされている町役場の方々とGoogle Meet上でのオンラインミーティングを行いました。 コロナの影響もあり、私たちの活動の範囲も制限されていましたが、オンラインを通じて広島県の方々とお話する機会を設けられたことを大変嬉しく思います。 2時間という短い時間でしたが、熊野町のことについて深くお話を伺ったり、このコロナの状況の中で進めらる活動やプロモーションについて意見交換を行ったりと、とても貴重な時間でありました。 私たちは直接熊野町を訪れたことはないのですが、熊野筆や豊かな自然に魅了され、町の魅力を発信するなど、プロモーションをお手伝いさせていただけないかとくまMachi Academy様に勝手ながらご連絡させて頂いたところ、快く承諾して下さいました。 現在、熊野町をPRするためのインスタグラム開設、観光名所の紹介文の翻訳を行っています。 今後は、熊野筆のPRのご提案、(コロナの状況で今は出来ませんが)イベントの考案などを通じて、微小な力ではありますが町の魅力を国内のみならず、世界に広める活動を進めていきたいと思っております。 Writer: あみ 熊野町の町役場の方々
埼玉県川口市ガラス工房訪問②
6月中旬に再び熊谷ガラス工房&Canari様を訪問しました。 コロナの影響もあり思うように活動が出来なかったのですが、緊急事態制限が解除されたこともあり、3ヶ月ぶりにミーティングを行いました。 今回は、サンドブラスト体験の動画を撮影し、今後の計画を相談させて頂きました。 サンドブラストとは、コップの表面を細かい砂で削り模様をつける作業です。私たちは、コップにじゃかぷろのロゴを入れました。 何もデザインのないコップに、自分のオリジナルのデザインをいれることでさらに愛着が湧き、大事に使おうという意識が高まったように思います。 また、じゃかぷろのブログに、熊谷様のご紹介を(インタビューを行った上で)させていただけないかとお願いしたところ、快く承諾して下さいました。 後日、「観光地・工芸品を知る」というタブにインタビューの内容を掲載するので是非ご覧ください。 Writer: あみ 埼玉県川口市ガラス工房訪問①3月下旬に、埼玉県川口市にあるガラス工房、熊谷ガラス工房&Canari様を訪問させて頂きました。
熊谷様に、じゃかぷろを通じてガラス体験・作品に向けてのPRをお手伝いさせていただけないかお聞きしたところ、快く承諾して下さいました。 先週、1回目のミーティングをした際に、工房のPR動画の作成・ガラス体験の手順の英訳のお手伝いをさせていただくことが決まり、今回実際にガラス体験をしながら動画作成のための撮影を行いました。 熊谷ガラス工房さんは、二つの吹きガラス体験のコースを用意していらっしゃるのですが、私たちはチャレンジコースでコップ作りに挑戦しました。 7年ほど前に吹きガラスを何度か体験したことがあったのですが、今回のチャレンジコースでは補助なしの作業が多く、難しかったです。 しかし、高校生になり物づくりの経験の機会が減ってしまったこともあり、久々のガラス吹きはとても楽しく、また挑戦したいと思いました。 コップの制作は無事に終わり、次回のミーティングの際に取りに伺います。 完成が楽しみです。 私たち二人とも、帰宅してから、一早い完成に向けて動画作成に早速取り掛かっています。 Writer: あみ 初めまして。
じゃかぷろのメンバー(翻訳・イラスト担当)のAmiです。 私は、小学6年生から中学3年生までの4年間、スイスの郊外に住んでいました。 その間は、70か国から生徒が集まるインターナショナルスクールに通っていました。 東京育ちということから、スイスに移住した当初は都会と田舎の激しいギャップに戸惑いましたが、生活しているうちに、スイスならではの大自然が大好きになりました。 スイスに住んでいた時の家がレマン湖という湖に面していた為、夏は湖で泳いだり、アルプスの山に登山に行ったり、スキーをしたりと様々な経験をしました。 さて、じゃかぷろですが、このプロジェクトの設立は、スイスに移住した経験があってこそのものだと思っています。 海外の人は、誕生日にパーティーを開くのが定番なのですが、そこで私はいつも日本のものを友達にプレゼントしていました。文房具、お菓子、雑貨など、あげたものは様々なのですが、日本の商品の繊細さや可愛さがうけ、友達は本当に喜んでくれました。この時、日本に住んでいた頃は気づかなかった、日本の製品の素晴らしさを初めて実感しました。 一方、日本に一時帰国をした時に、田舎に住む祖母の家に行ったのですが、地方の過疎化を目の当たりにしました。また、その地域でたまたま訪れた工芸品のお店で、職人さんから、後継者が見つからず、その工芸品が今後作られなくなってしまうかもしれないという声を聞きました。 この、海外に通用する日本の繊細な商品や、魅力的な地方があるにもかかわらず、日本の地方・文化は過疎化や後継者不足に追われている現状があり、それをなんとか解決できないかと思い、日本に本帰国してから、メンバーのひなたと「じゃかぷろ」を立ち上げたという経緯があります。 日本の魅力をより多くの海外の方に知ってもらい、もっと気軽に触れてもらいたいと日々願ってこの活動を進めています。 微小な力ではありますが、このプロジェクトで日本のコミュニティに少しでも貢献できるように頑張ります! 今後もブログを通して活動を発信していくので、是非ご覧ください。 Ami (あみ) (趣味:バイオリン、スキー お寿司が大好物です^^) |
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December 2021
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